気が付けば季節は夏になっていた。
待ち合わせの場所に早めに着いた私は、木陰で広中さんを待つ。 時刻は夕暮れ。それでもまだ明るい空を見上げて、大分日が長くなってきたなと思う。
今日は白い透け感のあるトップスに、紺色のスカート。婚活時は、なるべく上半身を白っぽい色にするようにしていた。
15分くらい待っていると、広中さんがやってきた。珍しく半袖のシャツにジーンズ姿の広中さん。片手をあげて近づいてくる広中さんの表情を見て、今日はあまり機嫌が良くないのかな、と思った。

そのままチケットを買いに入口へ向かう。この日は夜間まで行われている展示に来ていた。どこに行くかを話し合った時、広中さんは人が多いところ、例えばショッピングモールやテーマパークの類は苦手、と言っていた。私はどちらも結構好きなので少し残念に思いつつ、それなら静かなところに行きましょう、と案を出し合った結果、この展示に行くことになった。

展示はそこそこの広さもあり、見るのにもそれなりの時間がかかった。広中さんも私もあまり話すことなく(展示だから当たり前かもしれないけど)、淡々と見て回った。若干疲れた表情の広中さんを見て、どうしたのかな、と思ったので聞いてみることにした。
「今日は、お疲れですか?」
「実はここに来る前にセミナーに行っていて…」
「すみません、もしかして日が悪かったですか…?」
「いえ、この日しかなかったので、いいんです」
そうなんだ、と思いつつもしょんぼりする。一緒にいる人が楽しそうじゃないとやっぱり落ち込んでしまう。ましてやそれが好きな人なら、なおさら。
これは早めに切り上げた方がよさそうだなと思い、早々に展示を後にし、今日はもうこのまま解散かな、と思っていたら、「食事、どうします?」と言われた。どうしたらいいんだろう、と悩んでいたら「じゃあその辺に入りましょう」と近くのお店に入ることになった。

その日は会話も弾まず、広中さんが本当に疲れているのを感じた。お店、今回は私が選んでおけば良かったな、とか、あまり動かなくて済む映画館とかにしておけば良かったな、とか色んなことを後悔しながら、食事を終えた。広中さんは特にこれといったことも言わなかったけれど、私に対する関心が薄れていることは伝わった。それが仕事による疲れからなのか、私に興味がなくなったからなのかは、わからないけど、しょんぼりしてしまった私には、それを追求する気力もなかった。
 
今日の面接が楽しければ私から本交際を申し込んでみようかな、そんなことも考えていたけれど、とてもじゃないけどそんな気分にはなれず、逆に、私の中の広中さんへの感情が少し揺らいでしまったのを感じたのでした

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